メルセデスベンツ 316CDI 


イメージは 「明るく爽やかな室内空間!」

室内装はホワイトを基調として、明るくスタート。木目もライトな感覚で木目感からバーチ材を使用。シート・ベッドに濃いブルーのベルギー製織布地で緊張感を与えて弛みのない爽やかさが出せました。

ダイネットシートは、助手席を回転させることでセカンドシートと対面になり、テーブルも移動可変式を新規作製させていただきました。
ダイネットの床部分にも工夫がなされて、床下がシューズボックスにもなっています。

通路のあるツインベッドの展開時には、とってもシンプルに、センターをベッドへの拡張方法や、セカンドシートのスイングベッドアームなど表面には見えない構造機構を多用して、簡単に使い易くて広く室内を利用できるようになっています。


ギャレー部

ギャレー周りはルーフベンチレーターによる光彩で、さらに明るいギャレー部となりました。
ギャレー後部にはクローゼットや折込テーブルを装備、シンクトップやコンロだけでなく配置やアールを多用したこの部分には、かなり熱を入れた設計となりました。

ベンツT1Nの広い室内幅を有効に利用して、ギャレーの引き出しは深くし、サイドから使用できる様に、奥行きも最大限利用出来る大きな引き出しにして、ロングスライドレールで完全に引き出せる構造にしました。


90g冷蔵庫の上部には便利な電子レンジを装備しています。
天井のルーフベンチレーターは最大限の光彩を取り入れできる物にして、しかも完全に光をシャットできるシェード付。

ギャレーのトップは、メタルチックでハードなイメージですが、ブルーのラインを入れようとするオーナーさんのセンスが光ります。

柔らかなアーチラインと明るいギャレーは、見ているだけで楽しめる。そんなギャレーになっています。

後部にギャレー&サニタリー部を設け、スッキリ収めています。


トイレまわり

THETFORD Cassette C-402X を採用

狭苦しい完全ルームにせず、カセットトイレをカーテンで仕切るようにしました。

カセットトイレは、NEWタイプを採用。ブラックタンクにタイヤが付いていて、カート状態で処理に行けます。

トイレの背面には、ラックドアを装備し、洗面用具・トイレットペーパーなどのサニタリーパーツを収納するところとしてGOODなスペースに。
また、天井部にはパイプラックを設け、ちょっとした物の置き場には大変便利です。


セカンド(ダイニング)シート&ベッド

セカンドシートにはワンタッチスイングシートアームを採用

シート時には、座面マット後端は50mm下がっていて、背もたれも適度の角度があり、すわり心地は抜群。
このシート金具は、弊社の特許製品です。
(PAT No.3541053)

適度に角度の付いた背もたれの下側を引き出すように移動させます。

そのままシートの前側に移動してきますので、その部分にはめ込むようにセットします。

背もたれを動かし始めてたったの3秒でベッドメイキング完了です。
シート時に50mm下がっていたシート後端も、ベッド時には50mm浮き上がりフラットのベッドになります。


セカンドシート下のスペースはすべて収納スペースです。深さを充分取っていますので、ホンダ発電機Eu16iの収納が可能です。

前面ベッド状態でもフロントでテーブルが使えます。
右側のロングマットは特注ポケットスプリングを閉じ込めたスプリングベッドマットです。

お二人で使われるには広すぎるほどのベッドスペースです。楽しく便利に使いこなして、すばらしいくるま旅になります事を期待いたします。


テーブル&伸縮ベース

使い勝手の利便性でテーブルは加工、ベースも各種あります。

回転移動ポールタイプから伸縮タイプのテーブルベースに交換しました。

テーブルサイズは広く欲しいけど、ベッドメイキングには一部が邪魔になるため、折畳みできる様にしています。

スイングシートをベッドにするには、テーブルを低く降ろしてしまいます。

テーブルベースは大きくどっしりしていますので、オフセット取り付けでも安定性充分です。


スライドドアサイドがダイニングテーブルです。乗降時にはテーブルがかなり邪魔になりますので一工夫。

床下がシューズボックス、テーブルは跳ね上げできる様になっています。

ダイニングスペースはどこだった? と言うくらい跡形もなく変身します。